3月28日、松が丘Yuiの一緒に考える会「シニアこそスマートフォンの活用を!」を開催しました
日時:平成31年3月28日(木)14:00-15:30
場所:松が丘中央会館
報告者:岩本哲夫
参加者:松が丘住民35人、吾妻地域包括支援センターより1名
1.報告内容
参加者のスマホとガラケイの割合は、ほぼ1:1でした。実際にスマホを使いTV電話、LINE、情報検索、買い物、道案内、乗換案内、天気予報、翻訳等をデモしました。スマホは、音声で操作するものを中心にデモしました。
- ガラケイの携帯電話は近い将来(2020年代なかば)使えなくなる予定です。
- スマホ前提の社会の仕組みが進行しつつあり、その傾向は一層進むと思われます。たとえば、公的情報がホームページで提供される、施設利用や各種チケットがウエブ予約となり、キャッシュレス支払いが一般化する、サークル等の連絡や情報交換にLINEやSNSが使われ、ネット販売が拡大する等。
- こうした中でガラケイからスマホへの切り替えが着実に進んでいる(2018年ではシニアの利用は約60%で、毎年10%ずつ増えています)。
- 今後スマホなしでは、生活に不便をきたし、情報弱者となり、各種会合への参加が難しくなる等が予想されます。他方スマホは、ネットショッピングによる買い物など、外出困難、車がつかえない、重いものが運べないなど、機能低下したシニアに生活の便宜を提供できます。
- しかしシニアにとって、スマホをうまく使いこなせるのかとの不安が残ります。
- シニアは、なるべく早くスマホに切り替え、慣れておいた方がいいと思われます。スマホを使うには、初期設定、操作方法、トラブルへの対応、セキュリティーなどについて、相談できるところ・人を確保する必要があります。何度でも相談できるということが肝要。操作は、便利な音声操作を覚えることが重要です。
2.参加者の質問など
〇参加者は、これからスマホを使いたい人、既にスマホを持っているが、うまく使えていないという人が多く、初歩的・基本的なことを知りたいという人が多数を占めていました。今よりさらに活用範囲を広げたいので参加したという人は少数でした。
〇スマホの購入にあたっての質問や戸惑いが多く出されました。
- どれが自分に適しているのかわからない。電話会社による使用料金の違い、格安スマホの是非、アフターサービスの違いなど知りたい。
- 料金にかかわる契約がよく分からない。契約を超える費用がどれぐらい生じるのか不安である。
- シニアが一人で契約するのは難しい。家族も一緒に来てほしいといわれるが、それも難しい。
〇その他、WiFiを通しての通信、データのバックアップの方法、ガラケイのデータ(電話番号、メールアドレス等)のスマホへの移動、迷惑メール等、さまざまな質問がありました。
〇スマホの操作方法等の相談についての質問や意見
- スマホの使いかたの説明書はあるのか。
- 相談できる場や人がどこでみつかるのか。
- 来店相談は長時間待たされる。
- さまざまな無料相談があるが、説明が早すぎてよく分からない、一度聞いても忘れてしまう。
- 以前から、カフェテラスにて岩本さんが毎回パソコン相談を実施している。そこでスマホの相談をすることも出来るが、カフェテラスの開催は月1回である。
3.資料
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